歯槽膿漏 歯磨き 予防

歯槽膿漏に役立つと言われる歯磨き粉や歯ブラシを使用したところで、歯磨きのやり方に誤りがあれば効果が半減してしまうでしょう。

歯槽膿漏を事前に防いだり症状を軽くするには、正確なブラッシングを必ず行いましょう。

どれだけ歯槽膿漏に役立つとされているものを利用しても、ブラッシングでしっかり汚れを排除していかなければ症状は悪化の一途を辿ってしまうでしょう。

なり始めの歯槽膿漏を治すには、簡単かつ歯をきれいな状態にするパワーが強いスクラビング法がおすすめです。

スクラビング法は歯と歯茎に対しブラシが直角に触れるようにして、一箇所あたり2､30回細かく動かしながら磨くやり方です。

これを行う際は、歯ブラシを大まかには動かさないようにして、奥から1〜2本ずつブラッシングする感覚でブラッシングをしましょう。

ブラッシングにはたっぷりと20分ぐらいの時間をとっていい加減にすることはやめましょう。

磨き終えてから舌によって歯の表面に触れてみると、きれいに磨けているところはザラザラとせずにツルッとした感触があるはずです。

歯磨きが不十分な歯は表面にざらついた感触があるのでわかりやすいでしょう。

ブラッシングする部分は歯だけでなく、歯の付け根の歯茎に対しても行うため、固くない歯ブラシを利用することが良いでしょう。

力を使ってブラッシングすると、歯を削ったり、歯茎を傷つけてしまうので用心しましょう。

そして、歯茎に炎症が起きている場合は歯と歯茎の境界部分に歯ブラシを45度の角度で当てて動かし溝となっている部分に蓄積された汚れをかき出すバス法を試してみるといいでしょう。

さらに、汚れを除去しにくい歯間には歯間ブラシやデンタルフロスを使用して除去していきましょう。